運動前のポイント

知らずに続けていませんか?圧迫療法なしの運動がリンパ浮腫を悪化させる理由

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運動したほうが良いって聞いたので、頑張って運動したのに、なんだか悪くなったような気がして…

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運動をしたときは圧迫療法(ストッキングやスリーブなど)はしていましたか?

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何もつけていませんでした。

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それが原因かもしれません。

リンパ浮腫のケアで「運動は良いこと」と聞いて、自己流で始めている方も多いのではないでしょうか?
ですが、圧迫療法をしないまま運動を続けてしまうと、かえって症状が悪化することがあります。

ここでは、その理由をわかりやすくお伝えします。

筋ポンプ作用だけではリンパ液が流れきらない

運動すると筋肉が縮んだり伸びたりしてリンパ液を押し流します。
ですが、リンパ浮腫の方はリンパ管の働きが弱く、筋肉だけの力では流しきれないことがほとんど。
その結果、リンパ液がたまってしまい、かえってむくみや痛みが出やすくなります。

炎症や痛みが出やすくなる

むくみがひどい状態で無理に運動すると、
筋肉や皮膚に余計な負担がかかり、炎症や痛みの原因になります。

圧迫療法をして運動をしよう

運動を行う前には、必ず圧迫療法を組み合わせましょう。

  • 弾性包帯
  • 弾性ストッキング
  • 専門の圧迫用品

これらで圧迫した状態で運動をすることで、リンパ液をうまく心臓へ戻しやすくなります。

ここで注意‼圧迫には適切な圧迫圧をかけることが重要です。専門機関に受診して適切なものを選んでもらいましょう。

まとめ

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圧迫療法をしていなかったから重だるさや不快感がでたのね。

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圧迫をしていても圧迫良品が自分の腕や足に合っていなかったりする場合も不快感の原因に繋がります。専門の機関で自分にあった圧迫用品を選定してもらうのがポイントです!

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わかりました!圧迫療法をして運動をしてみます!