むくみがあるのに運動しても大丈夫?安静にしていたほうが良いんじゃないの?
実は、体を動かすことはむくみの改善にとても大切なんですよ。 特に、筋肉を動かすことがポイントなんです。
筋肉を動かすってどういうこと?
歩いたり足を動かしたりすると、筋肉がぎゅっと縮んだりゆるんだりしますよね。 この筋肉の動きが「筋ポンプ」と呼ばれる働きになって、リンパの流れを助けてくれるんです。
筋のポンプ作用でむくみを防ぐ

筋肉を動かすと、リンパ液や血液を心臓へ送り返す働きが生まれます。
これを「筋ポンプ作用」といいます。
特にふくらはぎや太ももなど、大きな筋肉を動かすことがポイントです。
関節が硬くなるのを防ぐ

むくみが悪化して動かさない状態が続くと、関節が動きにくくなります。
関節がかたいと、筋肉も使われにくくなり、結果的にリンパの流れも悪くなります。
関節が柔らかいほうが転倒リスクも低くなります。
元気に生活することが出来る

筋力・体力の低下を防ぐ
リンパ浮腫の方は、むくみが気になって動かなくなる方が多くいます。
そのままでは筋力や体力が落ち、日常生活すらままならなくなる人もいるんです。
運動をして、筋力・持久力を維持することでいつまでも元気に生活することができます。
運動で前向きな気持ちが育つ

運動をすると気分がリフレッシュされ、前向きな気持ちになりやすいです。
リンパ浮腫は見た目の変化などもあり、不安や落ち込みを感じる方も多いですが、
軽い運動を続けることで心の健康も守ることができます。
まとめ
なるほど…。やっぱり運動って大事なんですね。でも、やるときに気をつけることはありますか?
はい、一番大切なのは、必ず“圧迫した状態”で運動を行うことです。
弾性包帯やストッキングで圧迫してから運動することで、リンパの流れをより良くし、悪化を防ぐことができます。
わかりました!自分に合った運動を、圧迫した状態で続けてみます!
